ブログ

シミができてしまうのを防ぐ若さを保つための方法【シミのメカニズム編】
2016年8月23日

フェイシャル

こんにちはʕ→ᴥ←ʔ

岐阜市にあります、エステサロン『リベルテ』です。

 

若い時には肌にシミもなく、潤いもあってダメージは見受けられなかったけど・・・。

知らない間にシミができていた・・・なんて事ありませんか?

シミは見た目年齢も老けさせてしまいます。

 

では、どのようにしてシミができるのか。

生活習慣やどのように肌をケアしていく、もしくはしてきたかで肌状態は大きく変わってきます!

今回はシミができるメカニズムについてご説明します!

 

 

『シミ』といってもいくつかの種類があり、それぞれの原因も異なります。

まず、メラニンとは・・・

細胞の中にある核が紫外線にあたると、核の中にあるDNAが破壊されたり、変異して、細胞が死んだり皮膚癌を引き起こしたりします。それを防ぐために、表皮の一番下にある基底層のメラノサイトは、メラニン色素を産生し、それを周囲の表皮角化細胞に供給することで、傘のような役割をし、真皮に紫外線が届かないようにブロックしています。

 

また、メラニンの種類は大きく分けて、黒人、アジア人、白人の3つに分類されます。

それを分けるのは、メラニン色素の比率です。メラニンには、ユーメラニンとフェオメラニンの2種類があり、ユーメラニンは、褐色(黒みがかった色)~黒色のメラニン、フェオメラニンは、黄色~赤色のメラニンで、肌の色も髪の色も、このユーメラニンとフェオメラニンの多い・少ないで決まります。

日本人の肌は、黄色人種なのでフェオメラニンになります。

黄色人種は、基本的にメラニンを作り出す能力は高いとされます。紫外線を浴びなければある程度は白い肌を維持できますが、紫外線を浴び続けると一気にメラニン色素が作られて褐色(黒みがかった色)の肌になります。紫外線を浴びるほどメラノサイト(シミの元)は発達するため、元の白い肌に戻りにくくなります。

 

髪の場合は、金髪は黄色のフェオメラニン、赤毛 は赤色のフェオメラニンにユーメラニンが混ざったものです。黒髪は、ほとんどがユーメラニンです。

褐色~黒色のメラニンは、紫外線により発生する活性酸素を消去します。

しかし、フェオメラニンは、紫外線を浴びると逆に活性酸素を増やしてしまいます。白人に皮膚癌が多いのは、このことが理由の1つと言われています。

 

【シミのメカニズム】

第1段階・・・紫外線により活性酸素が発生!

紫外線を浴びると活性酸素が発生します。この活性酸素はシミの原因となるだけでなく、シワやたるみなど肌老化にも影響を与えます。活性酸素は紫外線以外にもストレスや喫煙などで発生します。

 

第2段階・・・情報伝達物質が作られる!

メラノサイト(シミの元)が活性化をする情報伝達物資が作り出されます。簡単に言うと、肌の色を濃くする細胞に「濃くしてください」という指令が送られる感じです。

 

第3段階・・・チロシナーゼが活性化!

情報伝達物質により色素形成細胞が刺激され、シミの元である「チロシナーゼ」という酵素が活性化します。第2段階での「濃くしてください」と指令を受けたチロシナーゼが動き出します。

 

第4段階・・・メラニン生成!

活性化したチロシナーゼは、無色の物質を酸化させます。それらが結合すると「メラニン」という黒褐色の物質となって、肌の表面へ送られてしまうのです。

 

このように4段階の工程でシミは作られているのです。

健康でシミのない肌を正常に作ってもらうためには、肌のターンオーバー(細胞分裂)を正常に保つための栄養のある食事や睡眠をとることです。このすべての組み合わせがとても大切です。

どうせならキレイな肌でいたいと思うものです。

そのためには、気づいたときからのケアでは遅いですし、できてしまったからと言って諦めしまうと、ますます悪化していく一方です。

今日からでも、栄養のある食事や良い睡眠をとりシミの出来にくい若々しい肌を目指しましょう!

 

エステサロン
Liberte -リベルテ-
【住所】岐阜市北一色2丁目11-13-2
【TEL】058-215-8526
【営業時間】10:00~19:00