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紫外線がもたらす6つの肌への悪影響!!
2016年8月21日

フェイシャル

こんにちはʕ→ᴥ←ʔ

岐阜市にあります、エステサロン『リベルテ』です。

 

あなたは紫外線が肌に与える影響を知っていますか?

老化は、年齢ではなく「光」が重要だったのです。

今まで、シワ・シミは身体の老化で自然に増えるものだと思われてきましたが、最近は原因の1つに「光老化」があげられるようになりました。

「光老化」とは、一言で言うと紫外線が皮膚細胞にダメージを与えて、老化させると言うことです。

 

今回は、紫外線がもたらす肌への悪影響についてお伝えいたします。

 

【紫外線の種類】

紫外線は『UV-A』『UV-B』『UV-C』に分けられます。

太陽から地表に届く紫外線の多くはUV-Aです。

UV-Cはオゾン層(地上から10~50キロにある高い層で有害なものを吸収する働きをしています)に吸収され、地表にはほとんど届きません。

私達が注意しないといけないのは、UV-AとUV-Bということになります。

UV-Bは地表に届く割合は少ないのですが、人間の皮膚に与える影響はたいへん大きいので、特に注意が必要です。

 

UV-AとUV-Bって何?

 

UV-Aとは

UV-Aによる日焼けは、炎症が起きずに肌が黒くなっていきます。身体に優しいと思う人も多いようですが、UV-Aは真皮層まで達し、肌の弾力性を支えているコラーゲン繊維を破壊します。

人体に及ぼす悪影響はUV-Bの100分の1~1000分の1と言われていますが、 窓ガラスを透過しますので、室内や車内にいても届いてしまいます。また、曇りの日でも量は変わりません。

真皮層は、表皮を内側から支える部分であり、真皮が衰えると、結果、肌は弾力性を失い、タルミやシワの原因となります。

 

UV-Bとは

UV-Bは細胞が損傷を受けると肌老化、さらには皮膚ガンの原因となることがあります。

皮膚の免疫力も抑えてしまいますので、 ウィルスやカビなどによる感染症にもかかりやすくなってしまいます。

以前から、人体にとって危険な紫外線と言われていますが、近年のオゾン層の破壊により、その量は増加傾向にあります。

窓ガラスにほとんど吸収されますので、室内には入りにくいと言えます。 曇りの日は量が3分の1に減少します。 肌にあたると、炎症を起こし、ひどい場合は水ぶくれを起こすことがあります。

炎症の後、肌が黒くなり、肌荒れが起こります。

 

紫外線の悪影響というと、『メラニン色素の増加』『シミ・ソバカスの増加』ということを思いつく方がほとんどではないでしょうか?

これは、表皮の基底層にあるメラノサイトがメラニン色素を作り出すことによって、刺激の強い紫外線が皮膚内部に侵入しないようにしているわけです。

簡単に言うと、皮膚の紫外線に対する防御システムです。

この防御システム自体は私達の皮膚や体にとって必要なことと言えます。

つまり、通常(健康的な肌)であれば、メラニン色素がつくり出されても、新陳代謝によって皮膚表面に押し上げられていき、そのうちに古くなった角質とともにアカとなって剥がれ落ちていきます。

しかし、加齢などの原因によって肌機能が低下したり、 過度の日焼けや、少量の紫外線でも浴び続けていると、 様々な悪影響をもたらします。

また、紫外線は、シミ・ソバカスなど肌が黒くなる以外にも、様々な悪影響を肌にもたらします。 紫外線は肌老化の最大の要因とまで言われます。

 

【紫外線が肌にもたらす様々な悪影響】

◆シミ・ソバカス・色素沈着の原因に・・・

紫外線の悪影響から肌を守るための防御反応として、表皮(基底層)のメラノサイトがメラニン色素を増やします。健康的な肌であれば、新陳代謝により排出されるはずのメラニン色素ですが、 場合によって肌内部に残存し、肌を黒くし、シミ・ソバカスの原因となってしまいます。 過度の日焼けは、メラノサイトの働きを活性化し、常にメラニン色素をつくり出すことにもなってしまいます。

 

◆保湿機能を低下させ肌トラブルの原因に・・・

紫外線は、肌の保湿機能やバリア機能を低下させます。 肌は潤いを失いカサついた状態となります。 肌荒れなど様々なトラブルが発生しやすくなり、肌老化を促進してしまいます。

 

◆新陳代謝を乱れさせ肌老化を促進・・・

紫外線は表皮細胞を傷付け、肌細胞の再生(新陳代謝)に乱れを生じさせます。 その結果、排出されるメラニン色素が肌内部に残存し、 シミ・ソバカス・色素沈着となります。 また、新陳代謝の乱れは、 表皮(角質層)の保湿機能やバリア機能にも悪影響を与え、肌老化を促進します。

 

◆真皮の構造性質を変化(変性)させシワ・タルミの原因に・・・

紫外線のうちUV-AとUV-B(波長の長い)は表皮を通り抜け真皮まで影響を及ぼします。その結果、コラーゲン(柔軟力)・エラスチン(弾力)・ヒアルロン酸(保水力)などに支えられた 真皮の層構造に損傷を与えます。真皮の層構造が変化(変性)すると、肌は柔軟性・弾力性を失い、シワやタルミが発生します。

 

◆活性酸素を発生させ肌老化を促進・・・

紫外線を浴びると皮膚に活性酸素が発生し、皮膚に存在する脂肪を酸化させていきます。 酸化した脂肪は、細胞の機能を低下させ、様々な肌老化の原因となってしまいます。メラニンの生成も一種の酸化作用であり、活性酸素の大量発生は、メラニンの増加にも関与しているとも言われます。

 

◆遺伝子を傷付け皮膚がんなどの原因に・・・

紫外線は、細胞の遺伝子(DNA)を傷つけます。通常は、遺伝子の傷は自然と修復されていきますが、大量の紫外線を浴びてしまうと、多くの遺伝子が傷つき、間違った修復(突然変異)がおこる可能性が高まり,皮膚ガンへとつながります。免疫力も低下するので、できたガン細胞を排除する機能も弱まり、 感染症にもかかりやすくなります。

 

【紫外線によるシミ・ソバカス・色素沈着など肌老化を防ぐためには】

紫外線は、肌の大敵といえます。

紫外線によるビタミンDの生成作用から、日光浴が推奨されたこともありましたが、日常生活で少なからず紫外線を浴びてしまいますし、ビタミンDは通常の食生活によって十分摂取できることが現在は分かっています。 わざわざ(積極的に)太陽光にあたる必要はありません。

若々しく健やかな肌を保つためには、一切紫外線を浴びないというのが良いのかもしれませんが、 そのような生活は不可能に近いことです。日常の生活の中で紫外線をなるべく浴びないように工夫したり、紫外線対策用の化粧品を上手く利用することで対処することが重要になってきます。

紫外線対策について夏直前に再度考えてみましょう!

 

そして、紫外線について理解し、健康的な肌を保つために参考にしてみて下さい。

エステサロン
Liberte -リベルテ-
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