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日焼け止めのSPFとPAの意味!
2016年8月27日

フェイシャル

こんにちはʕ→ᴥ←ʔ

岐阜市にあります、エステサロン『リベルテ』です。

 

紫外線予防に日焼け止めは必須と言うことは大半の方がご存知だと思います。

日焼け止めを購入する際、『SPF』と『PA+』 が必ず書いてあるのをご存知ですか?

SPFという数値とPAの横についている+の本当の意味を知っていますか?

 

今日は、日焼け止めの『SPF』と『PA』の本当の意味をお伝えしたいと思います。

 

SPFの数値について

日本国内では一番高くてSPF50という数値のものがありますよね。(日本化粧品工業連合会ではSPFの上限は50と決められています)

高ければ高いほど焼けない!と思っている方多いのですが、実はそうではないのです。

SPFの数値は、塗布することで、日焼けを遅らせることのできる時間の単位になります。

かといって、SPF20は20分遅らせるという意味ではありません。

 

SPF1に対して約20分遅らせることができます。

“約”とつけてあるのは、その方によって日焼けしやすい方と、そうでない方がいるためです。

通常15分~25分と言われていますので間をとって20分にしてあります。

 

SPF20の日焼け止めを使うと、20分×20なので200分=約3時間、何も塗らないよりも日焼けを遅らせることができます。

日差しが強いからといって、SPFの数値が高いものを塗ったとしても同じになります。

どちらかと言えば、まめに塗りなおすのが理想です。

 

強すぎる日焼け止めは肌を痛める原因に・・・

強ければ強い方が紫外線防止効果が高いと思われている方が多いですが、SPF50の日焼け止めには、

「紫外線吸収剤」という物質によって紫外線を防いでいます。

「紫外線吸収剤」とは、その名のとおり紫外線を吸収し化学反応を起こして熱エネルギーに変えて放出する物質です。皮膚の上で化学反応を繰り返すために肌に負担をかけると言われています。

 

美容業界ではSPF30前後が一番ベストと言われております。

SPF30には「紫外線散乱剤」で紫外線をブロックしているものが多いです。

「紫外線散乱剤」は、紫外線を物理的に跳ね返す物質(酸化チタンなど)が皮膚の上で紫外線を反射し拡散してくれるのです。

これは「ノンケミカル」な日焼け止めとも言われており、紫外線吸収剤にくらべ肌に与える刺激が少ないそうです。

 

ちなにみ、海外メーカーのものだと、SPF100という商品もあります!

絶対焼きたくないという方には、魅力のある商品ですが、ちょっと怖い数値ですね。肌あれしそうです。

 

PAの数値について

人間の皮膚は一番表面から表皮。その下に真皮があり、さらにその奥には皮下脂肪などから構成される皮下組織があります。

肌を黒くする紫外線で、しみやシワなどの原因になります。

 

『PA』というのは、皮膚の真皮(奥の方)の届く紫外線『UVA波』から肌を守る効果を指しています。

『UVA波』が真皮まで届くと、コラーゲンやエラスチンなど肌を支えている網目状の組織を破壊します。

皮膚を支える網が破壊されると肌の地盤が緩んでしまいシミやシワを増やすことになります。

日焼け止めを選ぶ上で、PAは外せない大事な基準になります。

『PA』で、『+』があればあるほど強くなります。「PA++++」が一番強く、「PA+++」「PA++」「PA+」の順に弱くなります。

4段階に分かれていて、お買い物程度では「PA++」あたりを使うのが効果的です。

『PA値』が高ければ高いほどお肌が黒くなりにくいですが、乾燥しやすくなります。

数値の高い日焼け止めを塗った日の夜は、念入りにスキンケアをしてお肌のダメージをリセットをしましょう。

 

エステサロン
Liberte -リベルテ-
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